食事療法を行うコツ

血糖値を上げにくくする食べ方のコツ

食後に起こる急激な血糖値上昇は糖尿病患者さんにとって好ましいことではありません。
しかし、食事の方法を少し変えるだけで、食後の血糖値を上げにくくすることができます。
ぜひ習慣として毎日の食事にとり入れましょう。

早食いをすると糖質が急激に吸収されてしまうので、ゆっくり食べるようにしましょう。また、よく噛むことで満腹感を感じやすくなります。

食事抜きはまとめ食いになりやすく、遅い食事は次の食事までの間が短くなり、ともに血糖値が上がりやすくなります。できるかぎり、1日3食、規則正しくとるようにしましょう。

1日3食をとっても、1回の食事量が多いと血糖値が上がりやすくなります。できるかぎり、1回1回の食事はバランスよくとりましょう。

外食時のメニューの選び方

外食は、エネルギー量のとりすぎにつながりやすく、栄養バランスにも偏りがみられます。
普段、家で食べている食事の素材や量、調理法などによるエネルギー量との違いを覚えておき、外食する際には、エネルギー量をとりすぎないように注意しましょう。

外食を選ぶ時の注意

お酒を飲んでもいいですか?

少量のお酒は食欲を増進させ、ストレス解消に役立ちます。
しかし、お酒によって自制心がゆるみ、飲みすぎ、食べすぎとなることもあるので、お酒は糖尿病患者さんにとって好ましくない食品です。また、経口血糖降下薬の服用やインスリン注射をしている人が糖質を含まない食事をとらずに飲酒した場合、低血糖が起こりやすくなります。

いずれにしても、お酒については主治医とよく相談し、その指示を必ず守りましょう。

間食をとってもいいですか?

間食は、1日の必要エネルギー量の範囲内で、午後3時ごろにとるようにしましょう。夕食後の間食は、夜間の血糖値を上げる原因となるため、おすすめできません。
また、血糖値を急上昇させやすいスナック菓子やチョコレートなどのお菓子は避け、牛乳や果物を適量とるように心掛けましょう。
それでも、どうしてもおなかが空いて困るときはカロリーが低く満腹感が得られやすい食品をとるようにしましょう。
なお、患者さんによっては間食の条件が異なります。あらかじめ間食については主治医とよく相談しておきましょう。